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事例7 ファクタリングでの資金調達で生き延びた

人物紹介

今回登場する人物をAさんということで、話を進めていきたいと思います。

Aさんは30半ばで小さな内装会社を営んでいます。

18歳で地元の工務店に就職しそこで内装技術を学び、3年前に独立して自分の会社を立ち上げたという経歴になっています。

一からのスタートでしたが3年前務めていた工務店との関係も良好で、その人脈から仕事も頂けていて順調に経営は進んでいました。

そんな中、ある月に仕事の依頼が順調なあまり、材料費の出費がかさんだことと下請けに使っていた業者に支払う報酬が多くなっていたんです。

まあ月末になれば発注元のB社から高額な支払いがあるので気にもしていなかったのですが、その発注元のB社から連絡があり、支払いが遅れる有無を伝えられました。

そこで初めてことの重大さに気づいたのです。

銀行に融資を断られて

発注元B社からの支払いというのは結構な金額だったのでその報酬がないと、下請けの会社に報酬が支払えないことや、自身の会社の経営も一気に危なくなってしまう状況を迎えました。

幸い後日、発注元B社から連絡があり支払いはしっかりと行ってくれる有無を伝えられましたが、資金が必要な日には間に合わなくなってしまい、私はとりあえず銀行からお金を借りてその資金を下請けへの報酬や、会社の経営に使い報酬が入ってから直ぐに銀行へ返そうと思い、銀行に向かいました。

しかし銀行からはお金が借りられませんでした。

理由として私が3年前事業を起こした際、事業を起こすのに借り入れた借金がまだ高額なため、融資はできないとのことでした。

これではもうダメと思い諦めるわけにもいかないのでしばらく考えて、過去に同じよう境遇になっていた友達にどのように乗り切ったのか相談をしてみることにしました。

ファクタリングというビジネスローンを利用

早速、友人を訪ね相談をしたところファクタリングというビジネスローンがあることを知りました。ここからは私が使用したファクタリングについて解説していきます。

ファクタリングというシステム

今回の資金不足の原因は、発注元B社から支払われるはずだった資金が期限よりも遅れて支払われるという状況です。

工事自体は既に完了していて支払われることが約束されている資金ではありますが、その資金はこの段階では手元にはないので、工事にかかった人工代や材料費等はその資金以外から用意しなければならない状態なのです。

そのことから発注元B社からの入金があるまでは資金不足の期間が発生してしまうというわけです。

そこでこのケースにはファクタリングがピッタリ合うのです。

ファクタリングというのは今回のケースで説明していくと、資金不足になってしまった私の会社にお金を貸してくれる専門の会社だと思ってください。ファクタリングを行ってくれる会社C社は今回相談に訪れた私の会社の売掛債権という発注元B社から入ってくる予定の資金、いわば仕事に対して支払われる予定の報酬を前倒しで現金化して、今回の私のようなケースの会社に回すという形をとります。

この方法により資金を得た私の会社がその資金を経営資金にあて後日、発注元B社から無事振り込まれた報酬を私がファクタリング会社C社へ返すというシステムです。

お金を借り入れるのではなく、あくまで売掛債権の譲渡ということになるので審査のスピードは銀行融資に比べ非常に早く、審査基準も銀行ほどガチガチではないので非常に資金を調達するのが簡単です。

今回の場合、いきなり資金繰り悪化が起こり日にちもなかったので、たとえ銀行の融資が通ったとしても、借り入れるまでに時間がかかるので間に合わなかったとでしょう。

ファクタリングのメリット・デメリット

今回のケースで私はファクタリングにより、助けられました。

しかし物事には全てメリットとデメリットが、隣り合わせで共存しています。

ファクタリングにも勿論メリットとデメリットがあります。

ではどんなところがメリットで、どんなところがデメリットかをあげていきたいと思います。

ファンクタリングのメリット

資金を最短即日で手に入れることができる

資金繰りが怪しくなって資金を調達することになると、まず多くの人が利用するのが銀行などの金融機関。

確かに銀行というのは安定していて利子さえ払えばお金を貸してくれますが、審査は非常に厳しく資金繰りが悪化している時には、必要資金を借入れられない恐れがあります。

また借り入れられたとしても審査に時間がかかり、その間は資金難が続いてしまいます。

しかしファクタリングでは最短即日には必要資金を手に入れることができ、急な資金調達に強いシステムとなっています。

連帯保証人を用意する必要や担保を必要としない

銀行でお金を借りることになると連帯保証人を用意しなくてはならないことや、持ち家や会社を担保にかけて、それと引き換えに必要資金を手にします。
連帯保証人を用意するにも、身内や知り合いなどに借金をしていることがバレてしまうことや、何より申し訳ない気持ちになり気が引けますし、持ち家や会社を担保に入れてしまうことは、とても憂鬱な気持ちになります。

また担保となるものが用意できない方は、必要資金を借りられなくなります。

そこでファクタリングならば、借金ではなく売上債権を買い取るという形になっているので連帯保証人と担保が不用意になるのです。

金融機関のデータベースに借金経歴が残らない

金融機関にお金を借り入れると、データベースに借金をしてしまった経歴が登録されます。

会社を立ち上げたり、マイホームを購入する際に銀行で融資を受けることはありますが、会社の経営を安定させるために安易な借り入れをしてしまうと、金融機関の信用度が下がります。

しかし上記でも話した通り、ファクタリングは借金ではないので信用度を落とす心配がありません。

ファクタリングのデメリット

手数料がかかる

ファクタリングは資金を直接借りるのではなく売上債権を現金化してから借りるので、その際の手数料が発生してしまいます。

その手数料というのが5%〜30%とまちまちです。

ファクタリングのタイプや会社の安定度により変わり、手数料が引かれるということはその分の必要資金が減ってしまいます。

ファクタリング会社はこの手数料を金融機関で言えば利子のように見立て、売上を出しているのです。

支払いが遅れた発注元の了承が必要になる場合も

このファクタリングには今回のように支払いが遅れた発注元B社の存在があり、私の会社とファクタリング会社C社との2社取引と、私の会社とファクタリング会社C社に加え、発注元のB社を含めた3社取引の2種類があります。

3社取引の場合、ファクタリングを利用する有無をこの発注元B社に伝え、了承を得なければいけない決まりになっており、了承を得られなければ必要資金を手に入れられなくなります。

これを聞くと2社取引の方が良いと感じてしまうでしょうが、2社取引よりも3社取引の方が上記の手数料が安く済むのです。

債権譲渡登記が必要になることも

全てではありませんが売掛債権を譲渡するので、債権譲渡登記の手続きが必要になってしまうこともあります。

債権譲渡登記の手続き行うと●万円の料金がかかるので、余計な費用がかさんでしまいます。

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管理人

管理人プロフィール
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40代で運送会社を設立してから、はや10年。何とかやっていますが、資金調達には苦労ばかり。
同じ境遇の方に少しでも役立っていただければと思いサイトを立ち上げました。

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